たましん歴史・美術館は、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、休館していましたが、9月15日(火)より開館いたします。
当初3月17日(火)~6月28日(日)の開催を予定していた「たましんコレクション展-線からはじまる。」後期は、会期を9月15日(火)~12月20日(日)にあらためて開催いたします。
この後期では、“線”に注目しながら、彫刻、工芸、陶芸などの所蔵品に親しんでいただきます。
線とは、「糸のように細く長いもの」や「物の輪郭」と定義されます。作者が支持体に線を引くところから作品は形づくられ、どんな作品にも“線”を見出すことができます。
彫刻とは、木や粘土などを素材とし立体で表されたもので、本展では、6点の彫刻作品を展示します。作品に刻まれた線は、作家によって表現が異なり作家独自の線をたのしむことができます。
工芸とは、漆や金工、ガラス、繊維などから生み出されるもので、本展では、繊維と漆の作品を展示しています。繊維や漆という素材が活かされたしなやかな線や愛らしい線に惹きつけられます。
陶芸は、成形した粘土を焼いてつくられますが、そこに表れる輪郭線だけでなく、表面や絵付けされた文様も線で捉えることができます。
このように、作品から多様で多彩な線を見出すことができます。この展覧会では、素材や技法を異にする作品の“線”に着眼しながら愛でることで、“線”の魅力にふれてください。
1.会期:9月15日(火)~12月20日(日)
2.会場: たましん歴史・美術館
〒186‐8686 国立市中1-9-52多摩信用金庫国立支店6階
3.主催:公益財団法人たましん地域文化財団
4.開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
5.休館日:月曜・祝日
6.入館料:100円
次の項目に該当する方は、無料でご覧いただけます。
・身体障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方(ただし、1人につき、1人まで)
・中学生以下
・多摩らいふ倶楽部会員(本人とお連れの方1人まで)
・シニア・スクエア会員(本人とお連れの方1人まで)
7.お問い合わせ先:公益財団法人たましん地域文化財団
Tel. 042-574-1360 Fax.042-577-5070
大坪 重周 《干潟》 染色 二曲屏風 1955年
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