江戸時代半ばから幕末にかけて、庶民の間で爆発的に流行した浮世絵は、まさに日本のポップカルチャーの源流であり、当時の風俗や世相をうかがうことのできる貴重な資料でもあります。
その浮世絵の中で、多摩という地域はどのように描かれたのでしょうか。
たましん歴史・美術館は、都心に行かなくても、多摩地域の人々が気軽に美術を楽しむことができるように、と開設された美術館ですが、実はそのコレクションの中には、「玉川(多摩川)」や「武蔵国調布」「小金井」といった多摩地域を主題にした浮世絵が含まれています。
江戸時代、都の人々にとって、鮎の遊漁をしたり、花見を楽しんだり、と格好の散策地であった多摩。美術館で実物の浮世絵を間近でご覧いただきながら、数百年前の多摩へのタイムスリップをお楽しみください。
(1)展覧会名 たましんの浮世絵[併設 たましんコレクション展Ⅱ]
(2)会 場 たましん歴史・美術館
(3)会 期 令和3年(2021)9月11日(土)~12月26日(日)
(4)開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
(5)休館日 月曜日、祝日
(6)入館料 一般100円 ※中学生以下無料
(7)展示総数 約50点
(8)主 催 公益財団法人たましん地域文化財団
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